馬鹿ってどんな人だと思いますか?
某進学塾の、最終の役員面接での質問です。
まぁ無難に、学校の勉強ができないヒトじゃなくて、生きるチカラ、地頭力がないみたいな話を展開した記憶があります。そしたら、「じゃあ、地頭力がないのが馬鹿で、ある人は全員賢いんですね?」と来たもんだ。いま勝手に二択にしましたね?
それも無難にあーだこーだと言って切り抜けましたが、どうもこれが引っかかって、内定式には出ずその日は沖縄にいました。うぇーい。超就職氷河期なのに何しとるねんって言ってくる人には塾講師って夜飲みに行けないじゃんテヘペロ、とごまかしていましたが、モヤモヤしてニート決定しました。
この出来事、24年経ってもいまだ思い出します。そして彼らの思う正解は何だったのかと。
「白と黒があったとしたら白ってなんですか?」とまず簡単そうなことから聞かれ、黒じゃない色ですと応えると「黒以外は全部白ですか?なんですね?w」って後者の質問では白と黒の二択が前提ではなかったりする。圧迫面接?意地悪ですわ。入社したらそうやっていじめられるだろう、めちゃくちゃブラック企業候補ですわ。しらんけど。
前も書いたけど逆は真じゃない。宇宙人って何だろうと思ったら、まず「ヒト」じゃないかもしれないし、有機物でもないかもしれない。もう地球人の意識レベルでは考えられない「何か」が生命体だったら、それこそ霊だったー!っていうオチも。信じるか信じないかはあなた次第ですの世界?
話を戻して、馬鹿なひとというのはその場面、組織、会話のシチュエーションやらそれぞれで定義が変わるので一言で言い表すことはできませんね。恋愛ドラマの馬鹿と半沢直樹の馬鹿は使い所が違うし、志村けんのバカヤローと、ビートたけしのバカヤローはまた違うじゃないですか。
てきとーな質問よこしてくるなどアホ!っていう話でした。どアホって褒めてまーす。しらんけど。最期にウィキより引用しておきます。これをテープの様に棒読みしとけばよかったね。とりあえず後悔なく入社しなくてよかったです。
- 知能の働きが鈍いこと。利口でないこと。また、そういう人。 「―とはさみは使いよう」(使いようによっては役に立つの意)
- まじめに取り扱うねうちのない、つまらないこと。また、とんでもないこと。「―なことをしたものだ」「―を見る」(つまらない目にあう)。冗談。 「―を言う」