手相 / ニット

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【10print knitting】プロジェクト(4)セーターの制作

いよいよ大物、プルオーバーを編みます。B案の細かい柄でメンズXLくらいのセーターを設計。編み込みニットはそもそもが個性柄だと思っています。自分がふだん制作販売しているpieceでは、様々な年代でも着られて、ユニセックス、どんなお洋服も邪魔しない素朴さかつ洗練性を意識して展開しています。 ということで、10print knittingはそんなことを思いっきり無視してやれるプロジェクトと思っています!むしろめちゃくちゃ限られた人しか着られない! https://www.instagram.com/p/CAmk500H_6G/ 編み始めは身頃の下から、すでに良い感じがしてワクワクしかない。身頃を胸下まで編んだら休ませ、袖を2本編み、先の身頃とジョイントさせるとこんな感じ。ぐるぐると輪に編んでいくので継ぎ目がなく、スムースで着心地の良いホールガーメントニットになります。継ぎ目がないということで身頃のパターンは5回リピートとして計算、目立ちやすい袖下の増し目にも気を使っています。 https://www.instagram.com/p/CA3wYSEF9ds/ 一ヶ月ほどかけて完成。満足度100%!メンズトルソーに着せてポーズをつけてみましたw https://www.instagram.com/p/CCr6AB5FTIT/ 案外早くできたのでメイカーフェアまで残り一ヶ月ほど余裕があり、大きな柄にもトライすることにしました。つづく。

【10print knitting】プロジェクト(3)サンプルの製作

図面も出来たので、小さなアイテムを作りながら柄行きを見ることに。 ただマス目のパターンを見てると酔うので、方眼のラインを薄くする、2目&4目の部分だけ色分けして視覚を分散させてみましたよ。 https://www.instagram.com/p/CAUeQV_Fd5C/ どうでしょう、編み間違え防止にもなりますがずいぶんと見やすくなります。 コツコツと作ります。まずはポットマット。輪に編めてパターンの繰り返しが2回なので繋がりも見れます。 https://www.instagram.com/p/B_LuTttlwBS/ 小さなアイテムにはこっちのはっきりした柄が似合いますね。 次は高解像度?のB案。北欧の定番、クリスマスボールを作ってみました。球体に編んで羊毛を詰めます。 https://www.instagram.com/p/B98KaOmlQE5/ 面積が小さいのではっきりしなかったクリスマスボール。大きな作品にこそ映える柄でした。 https://www.instagram.com/p/B_Yrd8ElTb5/ 高級糸のヤクでネックウォーマーを。この秋冬活躍しそうです! いよいよ次回はセーターへ。つづく

【10print knitting】プロジェクト(2)模様の製作

息子の製作した10printのプログラミングから早速編み模様のパターンを起こす。 これが結構大変。どこからどこまでがリピートなのか区切りたいけど、毎回ランダムに生成されるスラッシュたちに悩まされる。編み物では、10cm四方が望ましいのでそんなに大きなリピートでは困る。 結果、2種類の図版を作成しました。解像度の違いというか、わかりやすい太いラインの図版と、プログラムに割と忠実に再現した図版。 【A】太めのラインでパッと見て10printらしい大胆さが良き。小さなアイテムに映えるバージョン 【B】細かい方は違和感なく馴染むので大きなアイテムで使うとよさそう。 最終的にはセーターにしたいので、ちゃんと着るものとして編めるような柄といえば、二色の糸の渡し方に無理がないことという大前提をクリアしなければならない。フェアアイルなどに代表される美しい編み込みニットは2、3目置きに糸を替えて密度を高めているので、X軸の空白が最高でも5目で終わらせたかった。のですが、どちらもまぁ6目ならヨシということに。 大きい方のパターン【A】では中細糸5号程度で20cmほどになり、リピートが大きすぎるのが弱点。早速スワッチ(パターンの試作)がてら製作。 罫線を引くとえらいことになりました!!以下閲覧注意 酔います!!(つづく)

【10print knitting】プロジェクト動機と目標(1)

10年ほどニット作家として作品を作り続けていて、いままで見たことがない幾何学模様のセーターを作りたいとずっと考えていました。 そもそもニットの世界は常に計算、数学と向き合っています。世界の伝統柄と言われるものもパターン化しており、シンプルに三角、四角、斜めの模様などはもう出尽くしていました。 そんな時友人のkuralab.氏がinstagramでジェネラティブアートの素敵な作品を次々と発表しており、なかでもbasicコードから生成される「10print」という迷路のような柄がプリントされているのを見た時、おぼろげながらずっと考えていたものはここに答えがあった!!とアイデア拝借することにしました。きっかけをくれてありがとー。 自身ではjavascriptは理解できますが、basicは学生時代に少し触ったのみ。。もう「コモドール64」「1行プログラム」「one-liner」とかそこから色々はこれを読む皆さんの方がよくご存知かと思いますので、、、とにかく「/」「\」の単純な斜線で模様が繰り出されるのはニットの柄行きとして使えるかもしれない!と、10printの一行コードをニットに再現することに注力することにしました。詳しい本はこちらで↓ 総柄のニットにするには、まず10cm角ほどの範囲で一つのパターンになることが必須です。なぜならどんどん柄が変わると編むのが大変というより美しくないから。どこからどこまでの範囲が繰り返しされているのか、そうでないのか。 そこで10printの全貌を知るべく、Scratchをやっている小学生の息子にこれと同じ模様を再現して欲しいと言って製作してもらいました(もう自分には無理なので!)。長々とオープニングムービーが邪魔なんですが、そこはゆずれないらしく。なかなか細かいものがつらつらと出てきました。 コードもシンプルに再現してくれました。コスチューム画像「/」「\」を二種類作っています。ここからパターン作れるかなー。 つづく

10printニット今作ってます!

https://www.instagram.com/p/CFB0l2VFaZ9/ 以前のメンズXLから解像度を替えたレディースサイズのニットの制作。最後の最後に1玉計算違いで足りなくなって、取り寄せ中のため頓挫。。 うーん、、、編みながらも次の課題が見える、大きなパターンの柄は結構難しいです。乗り越えた先になにかが見える?! とりあえず誰のために作っているものでもないから着丈も袖丈も自由で純粋に編むことを楽しんでるし、自分のスキル位置確認のためにも完成させたい。そしてハイブランドで出しててもおかしくない奇抜なデザインだと自負しております。アパレルメーカーのデザイナーだった母親からオートクチュールの意味、既製品の意味を小さい頃よく聞いたけど、誰にでも着られる良い服と、誰にでも着られないけど良い服というのがある。 深くないですか?w https://www.instagram.com/p/CEnvVoBlZY1/ 10月のMake rFaire Tokyoに出展します。今回で3回目になります。過去2回はヘッドホンキャップと糸紡ぎのワークショップでした。相変わらずのアナログですが、ものづくりには違いないですw ファッションカテゴリーにしたらよかったなぁ。 いつも自分で編んでいる目線で動画を撮ってみました。が、とっても視野が狭い!これを見ると、1センチくらいしか見えてない気がします。編み込みしてると上腕の神経は疲れるので、同じテンションで保つことの重要性は感じます。無理な糸渡しのない規則性のある10printは優秀だなと思います。実は他にも10printからちょっと変えたプログラミングで新しい柄ができないかと試しましたが、編み物として成立しなくて全然だめでした笑 https://www.instagram.com/p/CEgIHcIgtTS/